地域需要創造型起業・創業補助金
概要
【名称】
中小企業庁・2012年度(平成24年度)補正予算事業
「創業補助金」
(地域需要創造型等起業・創造促進事業)
【種類】
○地域需要創造型 ○第二創業型 ○海外需要獲得型
【目的】
操業などに要する経費の一部を補助することで、新たな需要や雇用の創出を図り、地域経済を活性化させる。
補助金交付までのフロー
【申請書作成~応募まで】
【応募から補助金交付後まで】
「創業補助金」各種内容
地域需要創造型
対象事業 | 地域の需要や雇用を支える事業 |
---|---|
対象者 | 新たに創業する方 |
補助率 | 補助対象経費の3分の2以内 |
補助上限額 | 200万円 |
実際に採択された 事業テーマ |
・高齢者対象の訪問医療マッサージ
・地域に密着した不動産賃貸事業・サポート業務の展開 ・地球環境と身体に優しい洗濯洗剤・柔軟剤の販売と洗濯代行 等 |
【補助条件】
・創業形態
○ ⇒ 個人事業、会社、LLC(合同会社)、企業組合、協業組合
(本補助金における根拠法=「会社法」)
× ⇒ 一般社団法人、NPO法人、農業生産法人、社会福祉法人
・対象者に関して(企業・創業の定義)
□ 個人事業主として改行する場合
※役員・サラリーマンでも兼業可能
□ 個人事業主が法人となる場合(法人成り)
□ 一度、廃業したものが再び開業する場合
【「補助対象経費」の条件】
・以下の用件をすべて満たすもの
@使用目的が本事業のものと明確に特定できるもの
A交付決定日以降に発生した経費
B証拠書類によって金額などが確認できること
対象経費 例示(一部抜粋)
(1)人件費 |
○ ⇒ 従業員(パート・アルバイト含む) × ⇒ 法人の場合 : 代表者及び役員 × ⇒ 個人事業主の場合 : 本人及び生計を共にする家族(3親等以内) |
(2)設備費 | ○ ⇒ 各種器具・備品などの調達費用 ※単価50万円(税抜)以上の設備は、原則リース・レンタルで調達 × ⇒ 不動産、車両の購入費 |
(3)謝金 | ○ ⇒ 採択後に要した認定支援機関への支払謝金 |
【「補助対象期間」とは】
※ 補助対象期間 : 「交付決定」から約1年程度
認定支援期間について
@ 認定支援期間から事業計画の策定・実行支援を受けなければ補助金申請ができません。
※ 認定支援期間が記入した「確認書」を応募書類に添付。
A 認定支援期間の役目
審査時のポイント
ポイント@ 独創性
・独自の技術やノウハウ、アイデアに基づき、新たな価値を生み出す商品・サービスを提供する事業
このようなテーマ題目も…
□「和牛を主力食材としたオープンキッチン式洋食店」 □「旬の食材、豊富な料理を低価格で提供する居酒屋」 □「在宅医療・地域包括ケア推進コーディネート事業」 □「ラーメン専門店「らーめん福龍」の開業」 □「整骨院新規開業資金」
等 |
ポイントA 実現可能性
・事業のコンセプトや手法、プロセスが明確であること
・必要な人員やパートナーが確保で着ていること
ポイントB 収益性 ポイントC 継続性
・収益見通しについて、妥当性や信頼性があること
・実施内容やスケジュールが明確で、売上・利益計画に妥当性や信頼性があること
・事業が計画通り進まない場合の対応が考えられていること
ポイントD 資金調達の見込み
・金融機関等の外部資金による調達が十分に見込めること
参考資料「創業補助金」第1回第2回・第3回時 採択率
平成24年度地域需要創造型等起業・創業促進事業 | |||
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募集期間 | 平成25年3月22日(金)
〜4月22日(月)
(第1回第二次募集時) |
平成25年5月22日(水)
〜6月7日(金)
(第2回募集) |
平成25年9月19日(木)
〜10月21日(月)
(第3回第一次締切時) |
申請件数 | 634件 |
2532件 |
3184件 |
採択件数 | 526件 |
1921件 |
1715件 |
採択内訳 | 地域需要創造型 411件 第二創業 53件 海外需要獲得型 62件 |
地域需要創造型 1532件 第二創業 141件 海外需要獲得型 248件 |
地域需要創造型 411件 第二創業 53件 海外需要獲得型 62件 |
採択率 | 約83% |
約75% |
約54% |
申請への準備
- まず、募集要項より、本補助金の応募条件やスケジュールなど を改めてご確認ください。
- 次に、認定支援機関に相談し、事業計画の策定支援を受けながら、 申請書類を作成してください。
- 同時に、金融機関にも相談し、外部資金の調達見込みを立ててく
ださい。
※ 融資契約の締結まで行う必要はありません。 - 申請書類一式を揃えたら、締切日までに事務局へご提出ください。
※ 原則として、書類の差し替えや追加、訂正などはできません。